iga腎症とわたし。

20歳になった私は、iga腎症と診断されました。

大学生としての私、病人としての私

はじめまして、kotaと申します。

さて、今回は私の最近の悩みを書きたいと思います。

 

私はブログ名通り、現在大学3年生です。今後は、大学院に行って、専門的な分野のお仕事に就きたいと考えています。

そのために大学の授業実施期間外での実習や集中講義に頻繁に参加する必要がありました。

 

ここで、現在の私。

iga腎症と診断され、時間をかけて着々と治療をしております。

ただ、入院期間や来診日などは担当医の方が決めます。勿論、希望を伝えることは出来ますので、○日○時頃だと助かります〜と主張できます。しかし、来診だけならまだしも、長期の入院であると希望が叶うことは難しいです。

 

また、私は現在iga腎症の主な治療法である

扁桃摘出

ステロイド薬を利用したパルス療法

のうち①を完了しました。

残り②なのですが、この治療は1ヶ月程かかるそうなので、大学生である私はいつになるのか…と内心ヒヤヒヤしていました。どうか、入院が大事な集中講義や実習に被りませんように…と。

 

そして今、私の不安は見事的中し、長期入院期間と資格取得に必要な集中講義複数が重なってしまったのです。

やっと入院ができる、治療が進められる、と嬉しい反面、このままだと講義を受けることができない、資格を取得できない…と不安になりました。

 

すぐに病院に連絡し、今までのことを伝え、どうにか日程を1週間ほど遅らせてはもらえないか、と話しました。しかし、大学病院であるためか「それではまた別の日程で~」と、次がいつになるのかわからないような話しぶりをされました。

 

この授業は来年履修できない(教育課程が変更されるためか、私の学年はそのような授業が多い+来年4年生であるため再履修者として受講すると期間の関係で受講が困難)ので、なんとかしなくては…と思い、次は大学のほうに、履修していた授業を取り消してもらえないか話に行きました。取り消しができれば、来年に改めて履修ができるからです。

大学の教務課の方に、自分がiga腎症という病気だと診断されたこと、でも大学院への進学を考えていること、そのために必要な資格取得に今回の講義が大切であること、しかし今の病気を治療するには入院が必要であること、もし今入院のタイミングを逃してしまうと、今後いつ入院ができるか分からない、ということをカミングアウトし、どうにか履修取り消しをしていただけないか、と話しました。まだ集中講義が始まるまでに3か月以上あるので、何とかならないか…と。

 

結果から言うと無理でした。門前払いでしたね。

「既に訂正期間は終わっていまして~」と言われるだけで、私の話に全く聞く耳を持ってはくれませんでした。

「取り消しはいかなる理由があっても不可能。資格なんて、大学を卒業した後、お金をかけたらなんとでもやりようはある。それに3~4個ならそんなに総合成績は下がらないから大丈夫」と言われましたが、

「そもそもこの大学だったら私の希望する資格が全て取得できるから、ここへ来たのに…」「大学院への進学を考えている私にとって総合成績は非常に大切なんです」「今その資格を持っているということが重要なんです、今後ではだめなんです」と水掛け論になるばかり。

さらにはもし大学生のうちの入院が無理でも、また別のタイミングで入院すれば良いだけでは?」「今、学校に来られているということは、そんなに重い病気ではないんでしょう?でしたら次のタイミングを待てばいいではないですか、そんな急に悪くなる病気ではないですよね?」とのこと。

 

もう何も言えませんでした。

早く治療がしたいのに、どうしたらいいのだろう。

 

自分の身体を治療するのが先か

これからの自分のために何かをすることが先か

 

今回ほど、病気になって後悔したことはありません。

どうしてわたしなんだろう、どうして今なんだろう、と。

 

そろそろ病院のほうに、入院できるかの連絡をしないといけません。

納得のできる判断のため、少し時間をかけて考えたいと思います。

 

それではまた。

kota